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事例紹介:線維筋痛症 障害厚生年金2級

  • 2024年8月3日
  • 2024年8月3日
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Hさんは、ある日、手の痛みが気になり始めました。
首、肩、腕、手指の痛みが強くなり、やがて起き上がることも難しい日が増えるようになりました。

あまりにも全身が痛むため整形外科を受診することにしました。

そこでしばらく痛み止めの服薬、注射をして治療をしていました。

湿布薬を貼るなどもして様子を見ていたのですが痛みが引くことはなく症状は改善しませんでした。

全身の痛みのある箇所やその他の症状などから線維筋痛症と確定診断され治療を継続。

仕事も続けられなくなり退職して、それ以降は働けていません。

そんな中、障害年金の事を知り申請にチャレンジしようと考えたそうです。

全身の痛みが持続しており、日常生活全般は家族の援助を受けながら過ごしています。

痛みのためうつ病も発症しており、ご病気のため生活や就労にも大きな支障をきたしています。

主治医も診断書作成にご尽力くださり、無事、障害厚生年金2級を受給できることになりました。

【日常生活の支障】

・手指の痛みがひどくお箸を持てない

・衣類の着脱も痛みがひどく介助してもらっている。ボタンのある服は着脱不可。

・ペットボトルの蓋も開けることができない

・痛みのため同じ姿勢を保てない

・爪や足の裏にも痛みがあり歩けない。歩こうとすると転倒しそうになる。

・顔をあらったり洗髪したりということもままならない

線維筋痛症のような難病は「初診日」の特定が難しい場合が多いです。

丁寧に病歴を確認していき初診日を特定していくことが重要となります。

また、線維筋痛症では「痛みのステージ」も審査で見られるポイントとなります。

障害年金の申請を検討される場合、主治医の先生に「痛みのステージ」を尋ねておかれると障害年金の等級目安が立てられる場合があります。

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